【統合失調症を生かして自分らしく働く方法〜弱みを強みに変える私の働き方体験記〜】

◇こんにちは!ぶっちーです。
この記事では、統合失調症という精神疾患を抱えながらも、自分らしく、無理なく、そして前向きに働くために僕が実践してきたこと、感じてきたことを率直に書いていきます。
◇「普通」に働くことを目指さない
統合失調症を抱えていると、「普通に働けない自分はダメだ」と思ってしまうこともあります。でも、「普通」の基準って、誰が決めたのでしょうか?
僕は「自分の心と身体を守りながらできる働き方」を見つけることが、本当の意味で”自分らしく働く”ことだと感じています。
◇統合失調症の特性は”使い方次第”で強みに変えられる
例えば僕は、以下のような症状や傾向を持っています。
症状・特性 言い換え(強み)
音や人の気配に敏感 周囲に気を配れる、異変に気づきやすい
人と長時間関わると疲れる 一人で黙々と作業に集中できる
不安が強い 準備や段取りを入念にできる
こうして自分の「弱点」を別な角度から見ることで、仕事の選び方や取り組み方が変わりました。
◇僕の働き方:福祉を活用しながら「ちょうどよい負荷」で働く
現在の僕は、障がい者雇用枠で、薬局の清掃スタッフとして働いています。
勤務時間は週35時間。最初は6時間勤務からスタートし、少しずつ増やしてきました。
この働き方を可能にしてくれたのは以下の制度です。
・✅障がい者手帳(精神2級)
・✅障害年金(現時点では年額約88,0000円程度)
・✅相談支援専門員のサポート
「制度を活用する=甘え」ではありません。
むしろ、自分が社会で”続けていく”ための大事な支えなんです。
◇”自分の声”を無視しないことが第一歩
僕は、無理をして働いた結果、体調を崩した経験もあります。
その時学んだのは、「自分の声を無視してはいけない」ということ。
・疲れたら早退してもいい
・不安な日は支援員さんと話して気持ちを整理する
・給食や転職も”立派な選択肢”
「がんばりすぎないこと」は、長く働く上でとても大切な戦略です。
◇今の僕が目指している未来
僕は今、ブログやSNSを通じて自分の経験を発信しながら、将来は”人の働き方を支える側(社労士や心理職)”を目指して勉強も始めています。
「統合失調症でも、自分のしたいことをしてもいい」
「”今の自分”でできることから始めればいい」
そう思えるようになったのは、過去の失敗や不安も含めた自分を少しずつ受け入れられたからです。
◇おわりに:あなたにも、あなたらしい働き方がある
今、この記事を読んでいるあなたが「働くのが怖い」「自信がない」と感じていても大丈夫。僕も同じように悩んできました。
でも、自分を少しずつ知り、少しずつ環境を整えていくことで”自分にとってのベストな働き方”はきっと見つかります。
あなたはあなたのままでいい。一緒に、焦らず、少しずつ進んでいきましょう。