障がい者でも働ける仕事の探し方【転職6回した私の経験談から】

【はじめに】

♦こんにちは。私は統合失調症で障がい者年金2級を受給しながら、現在は清掃のパートとして働いています。

これまで転職を6回以上経験し、接客・営業・リゾートバイト・倉庫作業・清掃など様々な職種に挑戦してきました。

「続かないのは自分のせいかも」と悩んだ時期もありましたが、障がいの特性を理解しながら仕事を選ぶことで、今は少しずつ安定した生活を築けています。この記事では、私の体験をもとに「どんな仕事が向いていたか」「探し方のコツ」「福祉的な就労支援」について正直にお話しします。

【私がこれまで経験した仕事】

♦これまでに経験した職種は以下のようなものです。

・ホームセンターの品出し(4年)

・生協の訪問営業(10か月)

・ホテルのホールスタッフ(リゾートバイト)

・倉庫でのピッキング作業

・A型作業所での物件清掃

・調剤薬局の清掃(現在)

いずれも頑張ろうと思って始めましたが体調が不安定になったり、職場環境に合わなかったりして、長続きしないことが多くありました。

【「合わなかった仕事」と「合っていた仕事」】

・一日中人と関わる営業・接客(生協の営業など)

・電話対応が必須な事務

・周囲と常にコミュニケーションが必要な職場

→気を使いすぎて疲弊し、体調が悪化しやすかったです

【合っていた仕事】

・清掃や品出しなど、ある程度一人で黙々とできる仕事

・指示さえ受ければ、あとは一人で進められる環境

・作業がシンプルで、感情労働が少ない職種

→「自分のペースでやれる」「評価されるプレッシャーが少ない」ことで、安定して続けやすかったです。

【障がい者でも働ける仕事を探すコツ】

1.自分の「苦手」を無理に克服しない

電話対応や人付き合いなど、「どうしてもつらい」と感じることは避けてokです。自分を責めずに、苦手を減らす仕事を探すことが第一歩でした

2.できること・できないことを整理する

「一人でできる」「指示が明確」「体を動かすのが苦じゃない」など自分の特徴を活かせる仕事を探すと、無理が減りました。

3.ハローワーク・福祉支援を活用する

障がい者専門の求人窓口(専門援助部門)や地域の障がい者就労支援センターに相談すると、応募先の対応状況や職場環境も事前に把握でき、安心感がありました。

♦福祉的な就労支援を使う方法

私自身A型作業所で働いたことがあります。最初は抵抗がありましたが「通勤のリズムをつける」「仕事に慣れる」「自信を取り戻す」という点では、とても意味がありました。

その後一般のパートにもスムーズに移行できたので、「リハビリの場」としてとられるのが良かったと思います。

【おわりに】

♦私は「働く=つらいもの」と感じていた時期がありました。ですが、仕事を選び直すことで、自分の特性に合った働き方はきっとあると今は思っています。無理せず、助けを借りながら、自分のペースで働く道を探していくことが大切です。同じように仕事で悩んでいる方のヒントになれればうれしいです。

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