精神障がい者のグループホーム生活とは?実際に暮らしてわかったこと【費用・支援・安心感】
【はじめに】
♦こんにちは。私は統合失調症で障がい者2級を受給しながら、現在は精神障がい者向けのグループホームで生活しています。
この記事では、入居までの経緯や実際の暮らし、費用、支援内容、そして少し珍しい私のホームの特徴について紹介します。
【入居のきっかけは2回目の入院】
♦体調悪化による2回目の入院後、主治医や支援者と相談し、「いきなり一人暮らしは不安だ」ということでグループホームへの入居を決めました。
【グループホームってどんな場所?】
♦私が暮らしているのは、いわゆる「自立支援型」の精神障がい者グループホームです。完全な個室で浴室やキッチンは共用です
【少し特殊な支援体制】
♦このグループホームの特徴は、経営者が精神科の元看護師であること。さらに、世話人スタッフの多くが看護師の資格を持っているため、体調面の相談や服薬管理が非常にスムーズです。精神疾患だけではなく、身体的な健康面のサポートも安心して任せられます。
【朝と夜の食事が提供される】
♦朝食と夕食は施設側で用意してくれるため自炊が苦手な私にはとてもありがたいです。昼食は各自自由なので、仕事や外出先に合わせて調節できます。
【支援内容の一例】
・服薬の確認・相談
・体調や精神状態のチェック
・金銭管理や日常生活の助言
【費用の目安】
・家賃:約2~3万(自治体の助成あり)
・水道光熱費:実費で月5000円から10000円程度
・食費:朝夕込みで1~2万程度
※自治体や運営団体により差があります。私の地域では福祉課が家賃の一部を補助してくれています。
【住んでて感じたメリット】
・看護師資格を持つスタッフに体調の相談ができる
・朝夕の食事提供で自炊の負担が減る
・相談相手がいることで安心感がある
【気になるデメリットも正直に】
・門限や生活ルールがある場合も
・ほかの入居者と会わない可能性
・「福祉に頼ること」への葛藤が生まれることも
ただ、私にとっては「安心して暮らせる場」であり生活を立て直す大きな助けになっています。
【これから入居を考えている方へ】
♦グループホームは「自立のための中間地点」として、とても良い選択肢だと思います。特に看護師スタッフのいる環境は、体調の波がある方には心強いです。まずは、主治医や地域の相談支援センターに相談してみてください
【終わりに】
♦私はこのグループホームに入ってから生活が安定し、体調も落ち着きました。今は少しずつ自立に向けて、仕事や投資の勉強にも取り組んでいます。この記事が、これからの生活に不安を感じている方の参考になればうれしいです。